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TARMAC SL8を重量測定
2023/08/30 wed
スペシャライズド福岡の加藤です!
先日、日本でも販売がスタートしたスペシャライズドの新型ロードバイク「Tarmac SL8」
新しい製品が登場した際、気になるポイントとして、見た目、価格、乗り心地そして重量も気になるポイントではないでしょうか。
そこで今回はフレームをはじめ、構成するパーツも細かく測ってみました!
後半にはSL7のパーツも交えた比較をしております。
少々マニアックですが、気になる方はぜひご覧ください!
フレーム/フォーク/シートポスト
フレーム重量はメーカー発表でSL7が800g(S-Works/無塗装/56サイズ)だったのに対し、SL8はで685g(S-Works/無塗装/56サイズ)と115g軽量化となりました。
今回計測したフレームは塗装有りの49サイズで写真の数値となりました。
ちなみに10Rのカーボンを使用したセカンドグレードのフレーム重量は、メーカー発表によると780gです。
SL7のS-Worksグレードよりも軽量に仕上がっているのは、SL8のProやExpertグレードを検討中の方には響くポイントとなるのではないでしょうか。
ヘッドパーツ
その他パーツ
SL7とSL8の付属部品を比較
SL8のシートポストはSL7より小型化され、サドルをマウントするヤグラ部分は1ボルトタイプから、前後2本のボルトで固定するタイプに。
シートポストの重量差は28.1g。そしてカバーの差は0.5g。
SL8にはAethos(エートス)に採用されているものと同じ軽量化されたスルーアクスルが付属し、重量差は16.4g
シートポストに合わせて僅かに小型化。そして写真では分かりにくいですが、SL8用には肉抜き加工が施されています。
重量差は4.1g。
SL8はフロントブレーキマウントもAethos(エートス)と同じタイプを採用。
SL7はコンポーネントメーカーのマウントを使用してブレーキキャリパーをフォークに取り付けます。
シマノ製のマウントとの重量差は2.6g。
SRAM製のマウントとの重量差は3.2g
ハンドルとステムの重量差は48.6g。
Tarmac Stem&Rapide Road Barを使用する場合のステム周辺を構成するパーツは、ステムカバー(7.1gもしくは5.7g)、ブレーキホースガイド(6.9g)、トップキャップ(11.2g)が追加となり、Rapide Cockpitで追加となるのはトップキャップ(12.2g)のみ。
ステム下を構成するスペーサー類の重量差は、トランジション上下+スペーサー10mm+5mmの場合で0.6gとなり、Rapide Cockpit用の方が僅かに軽量です。
SL8に使用できるステアリングパーツは、SL7と同じTarmac Stemか、ステム一体型ハンドルのRoval Rapide Cockpitとなります。
Tarmac Stemを使用した場合には一般的な31.8mm径のハンドルを取り付け可能ですが、ホース内装タイプのハンドルの場合は、ブレーキホースの出口の位置に注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
フレームをはじめ、付属する部品もSL7と比較して軽量化が進められています。
僅かな差と感じる方もいらっしゃると思いますが、無駄をなくし良い製品を造りたいという意志を私は感じました。
Tarmac SL8のことで何か気になることがあれば、気軽に当店までお問い合わせください!
また、スタッフのインプレッション記事もございますので、気になる方はご覧ください。
Tarmac SL8のインプレッションはこちら↓↓↓
https://zing.iwaisport.co.jp/news/archives/229
YouTuberのUKEさんとTarmac SL8をチェックした動画はこちら↓↓↓
https://zing.iwaisport.co.jp/news/archives/232
Tarmac SL8の紹介はこちら↓↓↓
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